DCコミックヒーローのバットマンに登場する悪役で、一番最初に名前を挙げられるのはたぶんこの人、ジョーカーでしょう。
ピエロのような白い顔塗と赤く塗られた唇。狂気に満ちた笑い声。
バットマンに登場する悪役の中でも一番奇怪で凶悪な人物です。
悪役ジョーカーを主役にした作品
2019年10月4日、ジョーカー単独で主役にした映画『ジョーカー』が本国アメリカと日本で同時公開されます。
4月3日にYoutubeのWarner Bros. Pictures公式チャンネルで予告編が公開されています。
ジョーカーを演じるのはホアキン・フェニックス
本作でジョーカーを演じるのはホアキン・フェニックス。
『her/世界でひとつの彼女』『教授のおかしな妄想殺人』で主役を演じていた俳優です。
彼が演じる今回のジョーカーは一介のコメディアンから、社会から疎外され、やがて凶悪な犯罪者へ変貌を遂げていくアーサー・フレックという男。
今回公開された予告映像ではピエロ姿のフレックがゴッサムシティの街かどで暴漢に襲われ、やがて精神を病んでいく姿が描かれています。
気になるのは ジョーカーを演じるホアキン・フェニックス の激やせした体形。
気を病んだ主役を演じるにあたり、かなり体形をシェイプしたのでしょう。
過去の出演作を観る限り、どちらかというと彼はふっくらした体形だったと思います。
バットマンは登場しない
ジョーカーの敵役はバットマンですが、本作では登場しないようです。
あくまでジョーカー単独の作品であり、コメディアン・であるアーサー・フレックが凶悪犯罪者ジョーカーになるまでの過程が描かれるようです。

過去にジョーカーを演じた俳優たち
過去の映画作品でジョーカーを演じたのは誰でしょう?
映画ファンなら誰だかすぐにわかりますよね。
それでもここで整理も兼ねて紹介しちゃいますね。
ジャック・ニコルソン/『バットマン』(1989年)
1989年に公開されたティム・バートン監督による『バットマン』
本作でジョーカーを演じたのは名優ジャック・ニコルソンです。
主役のバットマンをマイケル・キートンが演じました。
ジャック・ネイピアというマフィアの一味がバットマンの跳弾に当たり、化学薬品の桶に水没。薬品の影響で肌が漂白され、跳弾で受けた傷のために唇が引きつってしまい、ジョーカーの特徴である姿に変貌してしまいます。
『シャイニング』で演じた狂気の男のような狂気なジョーカーを演じています。

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ヒース・レジャー/『ダークナイト』(2008年)
クリストファー・ノーラン監督によるバットマンのリブート版シーリーズ『バットマン ビギンズ』の続編が『ダークナイト』です。
バットマンをクリスチャン・ベールが演じています。
本作でジョーカーを演じたのがヒース・レジャー。
彼は本作でアカデミー助演男優賞を受賞していますが、残念ながら本作完成を待たずに薬の併用による薬物中毒で亡くなっています。
ジャレッド・レト /スーサイド・スクワッド(2016年)
DCコミックの悪役たちを主役にした作品『スーサイド・スクワッド』
本作にもハーレイ・クインの恋人としてジョーカーが登場しています。
演じたのはジャレッド・レト。
本作前の作品では『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013年)、本作後の作品では『ブレードランナー 2049』(2017年)に出演しています。
ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャーとは違い、細身でスタイルがいいジャレッド・レトのジョーカー。
とてもお洒落でカッコいいですね。
スーサイド・スクワッド公式サイト

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