リメイクが待ち遠しい ’54年製作の傑作SF『海底2万マイル』ってどんな作品

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Disney+にはビンテージディズニーというカテゴリがあるのをご存じですか?

主に1950年~1960年代のディズニー製作映画、アニメが視聴できるカテゴリです。今回、その中から1954年製作の『海底2万マイル』を鑑賞しましたので紹介させていただきます。

1954年というと日本で『ゴジラ』が公開された年です。今から70年近くも前の作品です。

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原作はジュール・ヴェルヌのSF小説

本作の原作はフランス人SF小説家であるジュール・ヴェルヌ。本作以外に『地底旅行』『月世界旅行』『八十日間世界一周』という有名な作品があります。いずれの作品も実写映画化されています。

舞台は19世紀の南太平洋

舞台は19世紀1868年の南太平洋の海の上と海中です。

航行中の船舶が謎の怪物に襲われて沈没してしまう事件が頻発、怪物の正体を探るため、アメリカ海軍が調査航行に出ます。その船に本作の中心人物となる海洋学者アロナックス教授、助手のコンセイユ、銛打ちの名手ネッドの3人も乗り込みます。

怪物の正体はネモ船長の潜水艦ノーチラス号

3か月の調査にも関わらず、怪物は現れませんでした。船長が調査打切りを決断。しかし、その日の夜に近くを航行する船舶が怪物に破壊されるのを目撃します。すぐに怪物に向かって砲撃を始めますが、逆に怪物に体当たりされ、船は沈没寸前、アロナックス教授、コンセイユ、ネッドたちは海に投げ出されてしまいます。

破損した帆に捕まって漂流していたアロナックス教授とコンセイユは海上に停泊していた鉄製の怪しい潜水艦に辿り着きます。同じくボートで漂流していたネッドも潜水艦に辿り着きます。

怪物の正体はネモ艦長が操縦していたノーチラス号だったのです。

3人はネモ艦長とその部下たちに捕らえられてしまいます。アロナックス教授はノーチラス号が未知の原動力で動いていることを知り、ネモ艦長の技術力に驚嘆します。

ネモ艦長の狙い

ネモ艦長が船舶を襲う理由はとある島で奴隷を使って火薬の原料を採掘しており、それがやがて多くの人々を殺すための武器となること。それを阻止するために原料を運搬する船舶を破壊していたのでした。かつて彼も奴隷の一人であり、妻子も殺されていたのです。

原子力の使い方への警鐘

ネモ船長が開発した未知の原動力はたぶん原子力のことでしょう。

ジュール・ヴェルヌの小説ではノーチラス号は海水のナトリウムから電力を取って動かしていましたが、映画では原子力に置き換えられています。置き換えることで原子力の使い道について警鐘を鳴らしているのです。

ネモ艦長は開発した原子力を世界の未来のために使うようアロナックス教授に委ねようとしますが、反面、悪用され原子力を武器に応用されてしまうことへの懸念も持っていました。

アメリカ海軍がネモ艦長の基地がある島へ上陸するのを知ったとき、彼は原子力が政府により武器にされることを確信し、原子力開発装置がある基地ごと爆破させることを決意します。

ここからラストに向かって急転していきますが、結末は作品でご覧くださいね。

本作は1954年製作のかなり古い作品ですが、ミニチュアワークの特撮も見応えがありクォリティは高いです。

『海底2万マイル』はDisney+で見放題

『海底2万マイル』はディズニー製作作品ですので、VODはDisney+で見放題鑑賞できます。ハイビジョンリマスター化されていますので映像も美しいです。

Disney+未契約の方はDVDも販売されています。ゲオでも一部の店舗でレンタル可能です。

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リメイクはいつ?

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズは2010年頃の公開を目指して本作のリメイクを進めていましたが、その後様々な経緯により製作が遅れています。

2016年2月にジェームズ・マンゴールドが監督に起用され、『Captain Nemo』のタイトルで制作されることが発表されたようですが、ジェームズ・マンゴールド監督は2019年に『フォードvsフェラーリ』監督のあと、2023年には『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を監督しています。

本当に『Captain Nemo』は製作されるのでしょうかね?

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