2005年に劇場公開されたキアヌ・リーブスが主演『コンスタンティン』の続編の製作が決定したようです。
主演キアヌ・リーブス、監督フランシス・ローレン、プロデュースのアキヴァ・ゴールズマンは続投、J・J・エイブラムスとハンナ・ミンゲラもプロデュースに参加するとのことなので前作より迫力ある作品が期待できそうです。
僕はキアヌ・リーヴスの主演作で一番好きなのが『コンスタンティン』です。『スピード』や『マトリックス』もいいけど、やっぱり『コンスタンティン』が一番。
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『コンスタンティン』ってどんな作品?
『コンスタンティン』は2005年にアメリカで制作されたホラー作品で、原案はDCコミックの「ヘルブレイザー」。植物を操る能力を持つ緑の超人「スワンプシング」の脇役として生まれたスピンオフ作品です。
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「ヘルブレイザー」の主人公、ジョン・コンスタンティンは幼少期から強い霊能力を持ち、その能力を生かして悪魔払いを生業としています。15歳から1日30本吸うヘビースモーカーであり、重度の肺がんを患っていて余命幾許もない状態に陥っています。過去に自殺を図ったせいで地獄行が決まっています。
『コンスタンティン』のストーリー概略
舞台は現代。この世は天界、人間界、地獄の3つの世界に分けられていて、それぞれの世界の行き来はできない。しかし、天使、悪魔と人間の中間的存在であるハーフ・ブリードが人間の姿をして人間界に住み着いて暗躍しているという設定です。
古代遺跡の発掘現場から本作の鍵となる剣が発見されるシーンから始まる本作。場面が変わり、アメリカのとある都市で悪魔に憑かれた少女をコンスタンティンが悪魔祓いを行うシーンに突入。彼の呪文で少女の身体から魔物が姿を現します。魔物を鏡に封じ込めることに成功し、階上から鏡を放り出して破壊することで、魔物をこの世から追放することに成功します。
少女の悪魔払いの一件から悪魔たちが人間界への侵入を開始していると危惧したコンスタンティンは悪魔たちの企みを阻止すべく行動を開始します。
脇を飾る有名俳優たち
レイチェル・ワイズ~アンジェラ・ドッドソン、イザベル・ドッドソン
コンスタンティンと行動を共にする女性刑事と自殺した双子の妹の二役を演じています。
彼女は『チェーン・リアクション』でキアヌ・リーヴスと共演、ハリウッドデビューをしていますが、名を知られるようになったのは『ハムナプトラ』シリーズではないでしょうか。
シャイア・ラブーフ~チャズ・クレイマー
コンスタンティンの助手。コンスタンティンに憧れ、悪魔祓い師になりたいと希望しているが霊力は持っていない。
シャイア・ラブーフは本作の後、『トランスフォーマー』シリーズで一躍有名となりました。『イーグル・アイ』、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』ではインディ・ジョーンズの息子を演じています。
ティルダ・スウィントン~天使ガブリエル
天界側のハーフブリード。天界を繋ぐ橋渡し役的存在。有名な大天使ガブリエルとはまったくの別物らしい。
どこか中性的な雰囲気を持つ彼女。様々な作品で多種多様な役を演じていますが、直近では『ドクター・ストレンジ』のエンシェント・ワンが印象に残っています。
ピーター・ストーメア~ルシファー(悪魔サタン)
地獄の帝王。元は天使だったが、神に反逆し、地獄に落ちた。本作ではラスト付近で登場し、コンスタンティンにある施しを行います。
1998年作品『アルマゲドン』でロシア人宇宙飛行士レヴ・アンドロポフの印象が強く残っています。その後、本作を含め数々の作品に登場。悪役の印象が強いですね。
見どころ
本作の見どころは生身の人間が悪魔と戦うという設定。キリスト教の宗教観が強く現れて、ホラーの名作『エクソシスト』と世界観が一致していますが、こちらはDCコミック原作だけあり、よりエンターテイメントに徹しています。VFXによる悪魔登場のシーンは必見です。
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