RAILWAYSシリーズ:人生の再出発と家族の絆を描く感動の鉄道映画

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RAILWAYSシリーズは、地方鉄道を舞台に、人生の転機や家族の絆をテーマにした日本の映画シリーズです。2010年に公開された「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」を皮切りに、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」(2011年)、そして「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」(2018年)と、3部作で展開されています。それぞれの作品は異なる地域のローカル鉄道を背景に、人生の岐路に立つ人々の葛藤や成長、そして家族との関係性を丁寧に描き出します。このブログでは、各作品の内容と見どころを紹介します。

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1. RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年)

内容

舞台は島根県東部を走る一畑電車、通称「バタデン」。主人公の筒井肇(中井貴一)は、東京の大手家電メーカーで経営企画室長として働く49歳のエリートサラリーマン。取締役への昇進が目前に迫る中、家庭を顧みず仕事一筋で生きてきた彼は、妻・由紀子(高島礼子)や娘・倖(本仮屋ユイカ)との関係が希薄になっています。そんなある日、故郷の島根で一人暮らしをする母・絹代(奈良岡朋子)が心筋梗塞で倒れたとの連絡が入り、さらには同期の親友・川平(遠藤憲一)が交通事故で亡くなるという悲劇が重なります。

これらの出来事をきっかけに、肇は自分の人生を見つめ直します。子供の頃に憧れていた「バタデン」の運転士になる夢を思い出し、会社を辞めて一畑電車に転職することを決意。50歳を目前にした新たな挑戦は、厳しい研修や年齢による壁を乗り越える過程で、肇自身や家族との関係に変化をもたらします。特に、運転士として働く中で出会った若者・宮田大吾(三浦貴大)との交流や、乗客との温かい触れ合いを通じて、肇は「自分らしさ」を取り戻していきます。一方、母の病状悪化や電車での事故未遂など、試練も訪れますが、周囲の支えによって夢を貫き、家族との絆を深めていく物語です。

見どころ

  • リアルな鉄道描写:一畑電車や京王電鉄の全面協力により、運転台や車両の細部までリアルに再現。特に、往年のデハニ50形電車が「もう一つの主役」として登場し、鉄道ファンにはたまらないシーンが満載です。撮影では、俳優が運転免許を持たないため、美術スタッフが工夫して運転シーンを撮影した点も見どころの一つです。
  • 中井貴一の演技:肇の葛藤や成長を、抑制された表情と繊細な演技で表現する中井貴一が見事。仕事人間から夢を追う人間への変化が、観る者の心を打ちます。
  • 家族の再生:仕事優先で疎遠だった家族が、肇の決断を通じて再び向き合う姿は感動的。特に、ラストの由紀子との会話「ずっと終点まで乗ってってくれよな」は、夫婦の絆を象徴する名シーンです。
  • 島根の風景:宍道湖や出雲大社前駅など、島根の美しい原風景が物語に温かみを加えます。ホーランエンヤ祭りの再現シーンも、郷土の文化を感じさせるハイライトです。

この作品は、人生の後半戦で夢を追う勇気と、家族との絆を取り戻す大切さを教えてくれるヒューマンドラマです。鉄道ファンだけでなく、人生の再出発を考えている人にも響く作品です。

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
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2. RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(2011年)

内容

シリーズ2作目は、富山地方鉄道を舞台に、定年を目前にした運転士・滝島徹(三浦友和)の物語です。徹は、長年富山地方鉄道の運転士として真面目に働き、家族を支えてきました。しかし、妻・佐和子(余貴美子)が看護師として復職したいと願う一方、徹は定年後も嘱託として働き続け、妻との時間を後回しにする古風な価値観の持ち主です。このすれ違いから、佐和子は家を出て単身で働くことを決意。夫婦の間に溝が生まれます。

一方、徹の娘・可奈(小池栄子)は、両親の不和を仲裁しようとしますが、自身も結婚生活に悩みを抱えています。そんな中、徹は運転士としての最後の日々を過ごしながら、妻の仕事への情熱や家族の大切さを改めて見つめ直します。ある日、徹が運転する電車で起こった小さな出来事が、彼の心に変化をもたらし、定年後の人生をどう生きるかを考えるきっかけとなります。最終的に、徹は妻の夢を尊重し、夫婦としての新たな関係を築いていく姿が描かれます。

見どころ

  • 定年後の人生を問うテーマ:1作目が「転職」を描いたのに対し、本作は「定年後の生き方」に焦点を当てます。徹の頑固さと妻への愛情の間で揺れる姿は、世代を問わず共感を呼びます。
  • 三浦友和と余貴美子の競演:三浦友和の朴訥とした演技と、余貴美子の凛とした存在感が、夫婦の複雑な心情をリアルに表現。特に、徹が妻の看護師としての姿を見て心を動かされるシーンは感動的です。
  • 富山の風土:富山の雪景色や地方鉄道の趣ある車両が、物語に深い情感を与えます。富山地方鉄道の車両や駅の描写は、1作目同様にリアルで、鉄道ファンには見逃せません。
  • 家族の多様な形:夫婦だけでなく、娘・可奈の視点も加わることで、家族の絆が多角的に描かれます。すれ違いながらも互いを理解しようとする姿が心を打ちます。

本作は、定年という人生の節目を迎えた人々に向けたメッセージが強く、夫婦の愛や相互理解の大切さを静かに訴えます。鉄道の風景と相まって、穏やかで深い感動を与える作品です。

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3. かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発(2018年)

映画『かぞくいろーRAILWAYS わたしたちの出発ー』

内容

シリーズ3作目は、鹿児島と熊本を結ぶ肥薩おれんじ鉄道を舞台に、若き女性運転士とその家族の物語です。主人公の奥薗晶(有村架純)は、夫を突然の事故で亡くし、夫の連れ子・駿也(青木優)とアパートを追い出されます。途方に暮れた晶は、疎遠だった夫の父・節夫(國村隼)が住む鹿児島へ向かいます。節夫は肥薩おれんじ鉄道のベテラン運転士で、頑固な性格から晶と距離感があります。

節夫の家で暮らし始めた晶は、夫と駿也が鉄道好きだったことに影響を受け、自身も運転士を目指すことを決意。厳しい研修を乗り越え、運転士として成長していく過程で、節夫や駿也との間に新たな家族の絆が生まれます。晶は、夫の死や借金の重圧を背負いながらも、運転士としての誇りと家族への愛を胸に前進。節夫もまた、息子の死や過去の確執に向き合い、晶と駿也を受け入れていきます。やがて、3人は「家族」として新たな一歩を踏み出します。

見どころ

  • 有村架純の魅力:若くして未亡人となり、運転士として奮闘する晶を、有村架純が等身大で演じます。彼女のひたむきな姿は、観る者に勇気を与えます。
  • 新たな家族の形:血縁を超えた家族の絆がテーマ。晶、節夫、駿也の3人が、互いの傷を癒しながら家族になっていく過程は、現代的な家族観を提示します。
  • 肥薩おれんじ鉄道の魅力:九州の海沿いを走る肥薩おれんじ鉄道の美しい風景が、物語に鮮やかな彩りを添えます。特に、夕暮れ時の線路や列車のシーンは圧巻です。
  • 女性運転士の視点:シリーズ初の女性運転士が主人公で、男性中心の職場での挑戦や成長が描かれます。晶の努力と情熱は、性別を問わず多くの人に響きます。

本作は、喪失からの再生と新しい家族の始まりを描いた感動作。過去のシリーズとは異なり、若い世代の視点が加わることで、より幅広い観客に訴えかけます。

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シリーズ全体の魅力

RAILWAYSシリーズは、鉄道を軸にしながらも、人生の転機や家族の絆という普遍的なテーマを丁寧に描き出します。各作品は独立した物語でありながら、「夢の追求」「人生の再設計」「新たな絆の構築」というテーマで繋がっています。鉄道ファンには、リアルな車両や運転シーンが魅力ですが、鉄道に興味がない人でも、登場人物たちの人間ドラマに引き込まれます。

  • 地域色の豊かさ:島根、富山、鹿児島と、それぞれの地域の風土や文化が物語に深みを加えます。ローカル鉄道の存在感は、地方の魅力を再発見させる力があります。
  • 世代を超えた共感:1作目は中年、2作目はシニア、3作目は若者と、異なる世代の視点が描かれ、幅広い年齢層に響くメッセージが込められています。
  • 心温まるストーリー:派手な展開はないものの、日常の中の小さな変化や人々の優しさが心に残ります。ユーミンの主題歌(1作目)や美しい音楽も、感動を高めます。

まとめ

AILWAYSシリーズは、鉄道という身近な存在を通じて、人生の岐路に立つ人々の物語を丁寧に描いた作品群です。「49歳で電車の運転士になった男の物語」は、夢を追う勇気と家族の再生を、「愛を伝えられない大人たちへ」は定年後の生き方と夫婦の愛を、「かぞくいろ」は喪失からの立ち直りと新たな家族の絆を描きます。どの作品も、地方鉄道の美しい風景とリアルな描写が、物語に温かみとリアリティを与えています。人生に迷ったとき、家族との関係を見直したいとき、このシリーズは心に寄り添う一筋の光となるでしょう。鉄道ファンも、そうでない人も、ぜひこの感動の3部作を観て、人生の「出発」を感じてみてください。

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