太田裕美といえば「木綿のハンカチーフ」。本曲がリリースされたのは1975年12月21日です。
今から48年も前、僕はまだ17歳の青春真っ只中の頃でした。
「恋人よ僕は旅立つ・・・」で始まる歌詞は、作詞ヒットメーカー松本隆の出世作でもあります。
Aメジャーの明るい曲調は恋人同士の明るい未来を歌ったのではなく、就職で故郷の田舎から都会の街へ旅立っていく青年と残された純粋な女性が時を経て分かれていく過程を歌った悲しい曲なのです。
恋人同士の掛け合いとなる本曲をひとりの歌手が歌ったことで、僕は歌詞の内容を深く理解できていなかったと思います。
はいだしょうこYoutubeチャンネル
最近、Youtubeではいだしょうこが本曲を男女ひとり二役を仮装して歌った動画を鑑賞しました。そして、改めて「木綿のハンカチーフ」という曲が遠距離恋愛の男女がやがて分かれていくという内容ということを理解できたのです。
まだ鑑賞していない方はぜひ鑑賞してみてください。面白いですよ。
〈一人二役!?〉はいだしょうこ「木綿のハンカチーフ」- 太田裕美(フル)〈公式〉
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「木綿のハンカチーフ」について
「木綿のハンカチーフ」は、太田裕美の代表曲として知られており、日本レコード大賞の最優秀新人賞や日本有線大賞の有線音楽賞を受賞しました。また、オリコンチャートでは最高位2位を記録し、累計売上は約140万枚に達しました。
本曲は、恋人と別れた女性の切ない気持ちを木綿のハンカチーフに託して歌ったもので、歌詞には、木綿のハンカチーフが風に飛ばされたり、雨に濡れたりする様子が描かれており、女性の涙や想いを表現しています。
「木綿のハンカチーフ」は、日本の音楽史に残る名曲として多くの人々に愛されていて、太田裕美自身も何度も再録音したり、ライブで歌ったり、その度に新しい感動を与えてくれます。また、多くの歌手やアーティストにカバーされており、その中には海外の歌手も含まれています。時代や国境を越えて人々の心に響く普遍的なメッセージを持っていると言えるでしょう。
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