Netflixで配信され始めた『GAMERA -Rebirth-』(ガメラ-リバース-)はもうご覧になりましたか？
実写版ガメラは観たけど、アニメ版は迫力がないから観る気になれない、なんて思っている方がいるでしょう。実は僕もそうでした。しかし、観てみたら、その迫力に感動しました。
全 6 話のアニメシリーズ
『GAMERA -Rebirth-』は2023年9月7日からNetflixで配信開始されました。
『ガメラ』シリーズ初のアニメ作品で、全6話のシリーズ構成となっています。
ガメラに敵対する 5 怪獣が登場
1989年の夏を舞台にした本作は、4人の子供を主人公にし、突然現れた人間を捕食する凶悪怪獣と対峙する巨大カメ怪獣ガメラの戦いを１話づつ構成で描いています。
登場する怪獣たちは1965年からシリーズ化された昭和ガメラシリーズで登場した怪獣をモチーフにしています。
登場する怪獣たちは昭和版デザインを元に洗練されたデザインとなり、最新のCGアニメ技法によりリアルに表現されています。アニメというより実写に近い造形であり、人間のアニメキャラクターとの対比でより迫力ある映像となっています。
では各６話に登場する怪獣をYoutubeのKADOKAWAanimeチャンネルで公開されている「『Making of “GAMERA -Rebirth-“』ガメラリバース製作裏側映像」と共に紹介していきましょう。
ガメラ 全6話に登場
本作のメイン怪獣。主人公の少年たちが沼で助けたカメが巨大化し、少年たちが凶悪怪獣に襲われそうになったときにどこからともなく現れ、少年たちを救います。実は人類選別のために古代人が作り上げた怪獣兵器のひとつで、ひとりの科学者が人類の希望を託し、人類を守る守護神として変貌させた怪獣という設定になっています。
ギャオス 第一話「東京上空」、第6話「幼年期の終わり」
本作に登場するギャオスは、1967年公開の『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』に登場するギャオスを原典とした怪獣です。1995年公開の平成ガメラシリーズ第一作目『ガメラ 大怪獣空中決戦』にも再登場しています。
本作のギャオスは歴代ギャオスの中でも最も細身で、翼の胴体に対する比率もかなり小さく、頭部は毒蛇のような形をしており、鉤状になった嘴、紫に変色した鏃状の角や尻尾のトゲ、丸く見開いた眼、長い首、細身の体、ヘビの様な舌、尻尾に生えたキノコのような棘が特徴的です。
ジャイガー 第2話「地下水道」
本作に登場するジャイガーは、1970年公開の映画『ガメラ対大魔獣ジャイガー』に登場したジャイガーを原典とした怪獣です。
体色は朱色で、大きな背びれの生えた痩せこけたような細身の胴体にイグアナなどの現生爬虫類に近い、長くて細い四肢と尻尾が備わっています。四肢には水かきを持つ。他の敵怪獣同様に眼が赤く、また、南方で卵や死骸が発見されている点も共通しています。
ジグラ 第3話「深く静かに潜航せよ」
本作に登場するジグラは、1971年公開の映画『ガメラ対深海怪獣ジグラ』に登場したジグラを原典とした怪獣です。
体長は110m、体重は2000トンで、ガメラの約2倍の大きさを誇ります。体色は黒色で、頭部には鋭い角、背中には鋭い棘、尻尾には大きな鎌を備えています。
ギロン 第４話「斬る」
本作に登場するギロンは、1969年公開の映画『ガメラ対大悪獣ギロン』に登場したギロンを原典とした怪獣です。
体長は60m、体重は2000tで、ガメラより一回り小さい。体色は緑色で、頭部は巨大な出刃包丁のような形をしており、鋭い牙と爪を備えています。動きがとても俊敏で、ジャンプしながら頭部の出刃包丁で手あたり次第に周囲のものを切り刻んでいきます。
バイラス 第５話「月は無慈悲な夜の女王」
本作に登場するバイラスは、1968年公開の『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』に登場したバイラスを原典とした怪獣です。金色の体に長い触手を持ち、頭頂部から荷電重粒子ビームを放射する怪獣です。
バイラスの最大の特徴は、荷電重粒子ビームです。このビームはガメラの背中の甲羅を貫通し、ガメラにもダメージを与える強力なものとなっています。また、触手からも放電することができ、ガメラを電撃で苦しめます。
さらに、バイラスはバリアーを展開することもできます。このバリアーはガメラの火焔弾を無効化するほどの強度を誇り、ガメラを苦戦させます。
▼『GAMERA -Rebirth-』オフィシャルサイト
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