2023年も話題作が目白押し 京都発時代劇映画

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地上波の時代劇が少なくなった今、映画の時代劇はコンスタントに制作されています。

かつての時代劇撮影は京都太秦が中心でしたが、今では茨城県のワープステーション江戸、栃木県の日光江戸村など関東にも撮影地が拡がっていて、最近では東京に近いワープステーション江戸で撮影されることが多くなっています。

とはいっても、熟練のスタッフの存在、重要文化財・国宝級の寺社仏閣ロケ地の多さなど京都太秦のニーズは衰えていません。

2023年公開に向けて話題の作品が制作されています。その中から今回4本の作品を紹介します。

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1・27公開『THE LEGEND & BUTTERFLY』/キムタクが織田信長を演じる

映画『レジェンド&バタフライ』特報 第二弾【2023年1月27日(金)公開】

木村拓哉が織田信長を、彼の妻となる濃姫を綾瀬はるかが演じます。

タイトルのレジェンドは織田信長を表し、バタフライは濃姫の別称が帰蝶であることから、二人を表す”レジェンド”と”バタフライ”で『THE LEGEND & BUTTERFLY』というタイトルになっています。つまり本作は信長と濃姫の生涯を映像化した作品です。

監督は実写版『るろうに剣心』シリーズの大友啓史、脚本は『コンフィデンスマンJP』シリーズの古沢良太です。

ロケは太秦東映京都を中心に京滋を中心に30か所以上でロケが行われています。

『THE LEGEND & BUTTERFLY』オフィシャルサイト https://legend-butterfly.com/

2・3/,4・7公開『仕掛人・藤枝梅安』/豊川悦司が藤枝梅安を演じる

映画『仕掛人・藤枝梅安』二部作

池波正太郎生誕100年を記念して製作された本作は2部構成の大作となっています。江戸が舞台となる第一部は2023年2月3日、京が舞台となる第二部は4月7日劇場公開予定です。

撮影は太秦東映京都を中心に行われています。

主人公梅安を豊川悦司、相棒の彦次郎を片岡愛之助、他に菅野美穂、高畑淳子、天海祐希など豪華女優陣が共演。

『仕掛人・藤枝梅安』オフィシャルサイト https://baian-movie.com/

6・23公開『大名倒産』/神木隆之介が越後藩主に

映画『大名倒産』2023年6月23日(金) Let’s 返済!?

浅田次郎が2019年に発表した同名小説を原作としたコメディ時代劇。

借金まみれの越後藩藩主にされた庶民の青年・松平小四郎が藩の財政を立て直すため孤軍奮闘する様子をコメディタッチで描きます。

主役の松平小四郎を神木隆之介が演じます。共演は杉咲花、松山ケンイチ、浅野忠信、佐藤浩市。

撮影は太秦松竹撮影所を中心に行われました。

『大名倒産』オフィシャルサイト https://movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/

4・28公開『せかいのおきく』/黒木華が没落した武家の娘を演

『せかいのおきく』©2023 FANTASIA

江戸末期を時代背景とし、武家育ちながら貧乏長屋で質素に暮らす主人公おきくと糞尿収集に来る男たちとの交流をモノクロ映像で描きます。

主人公おきくを黒木華、男たちを寛一郎、池松壮亮が演じます。

太秦東映京都を中心に撮影されています。

『せかいのおきく』オフィシャルサイト http://sekainookiku.jp/

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時代劇邦画
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