’80年代寄生異星人ものSFの傑作『ヒドゥン』/異星人同士の追跡戦に手に汗握る

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最近、1980年代、特に後半の作品を再鑑賞することが多くなりました。

僕が20代後半から30代前半に差し掛かる時期、日本経済がバブル景気に入る頃の夢と希望に満ち溢れた頃に公開された作品群です。

『レイダース 失われた聖櫃』『ブレードランナー』『遊星からの物体X』『E.T』『愛と青春の旅だち』『スターウォーズ ジェダイの帰還』『フラッシュダンス』『ゴーストバスターズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『トップガン』『スタンド・バイ・ミー』『ダイ・ハード』などのちにシリーズ作品となったものも含め記憶に残るヒット作はこの年代に公開されています。

今回紹介する『ヒドゥン』は1987年10月20日に本国アメリカで公開、日本では1年後の1988年10月29日に劇場公開されています。

この年の話題になった洋画公開作を上げると、『ロボコップ』『ラストエンペラー』『ビッグ』『グッドモーニング、ベトナム』『ウォール街』『危険な情事』など。

SF作品では『ロボコップ』が一番話題になっていたと記憶します。

僕は当時、映画はもっぱらレンタルで鑑賞していました。まだVHSテープの頃です。『ヒドゥン』もVHSテープで鑑賞しています。

そして今回、WOWOWで放送されたものをBD-Rでダビング保存していたもので再鑑賞しました。フルハイビジョン化された映像でしたので、かなりきれいになっていました。音声も5.1chで迫力が出ています。

寄生異星人同士の戦いを描く

それでは『ヒドゥン』の紹介と行きましょう。

原題は『The Hidden』。hide(隠れる)の過去形で「隠された」「秘密の」とか言う意味ですね。

異星人が人間の体内に隠れて、その人間を成りすまし、欲望の赴くまま次々と殺戮を繰り返す。その異星人を同種の異星人が彼を抹殺するために、FBI捜査官に成りすまして追いまわしていくというストーリー。

ナメクジ状の異星人は口から人間の体内に侵入。乗り移った人間が瀕死状態になると、口から飛び出し、健常な人間に乗り移っていく。中年の男から危篤の老人、ストリッパー、犬、警察幹部、刑事へと次々に乗り換え、最後は次期大統領候補の議員に乗り移って地球制服を企むのです。

彼を追うのが、同種の異星人(アルタリア星人)のアルハーグ。妻子を殺された復讐のために地球まで追いかけて来ていたのです。アルハーグも人間の体内に侵入し、ロイド・ギャラガーという名のFBI捜査官に成りすましていました。

敵となる異星人を殺すには乗り移られた人間から飛び出してくるわずかな隙を狙って、特殊な光線を浴びせるしか方法がない。ラストまで緊迫した追跡戦が繰り広げられます。

カイル・マクラクランが敵を追う異星人役

アルハーグ=ロイド・ギャラガーを演じるのはカイル・マクラクラン。

1984年『デューン/砂の惑星』、1986年『ブルーベルベット』に次ぐ作品となります。

本作では異星人に乗り移られた青年を少し滑稽な行動を交えながら演じています。若い頃のカイル・マクラクランは超イケメンですね。

  Kyle Merritt MacLachlan公式Instagramより

’88年アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリ

本作は1973年から1993年に開催されていたファンタジー映画やSF映画、オカルト映画、サスペンス・ホラー映画に特化した映画祭である「アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭」で1988年にグランプリを受賞しています。

同じ年にポール・バーホーベン監督の『ロボコップ』が公開され、同賞のグランプリが確実視されていたのを押さえての受賞ですからかなり評価が高い作品なのです。

『ヒドゥン』はU-NEXTで鑑賞できる

2021年2月時点で『ヒドゥン』を鑑賞できるVODはU-NEXTです。

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お勧め度:(3.7/5)

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