Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』:復讐の鬼が暴れ回る壮絶なバイオレンスアクションを観た!

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こんにちは、映画好きの皆さん!昨日、2025年2月27日にNetflixで世界独占配信がスタートした映画『Demon City 鬼ゴロシ』を早速視聴しました。いやはや、これは本当に凄まじい作品でしたね。原作は河部真道による漫画『鬼ゴロシ』で、2020年から『週刊漫画ゴラク』で連載され、昨年11月に完結したばかりの人気作品。その実写化ということで期待値も高かったのですが、見事にその期待を上回る仕上がりでした。主演の生田斗真をはじめとする豪華キャスト、田中征爾監督の独特な演出、そして布袋寅泰の音楽が織りなすこの映画、今回はその魅力をたっぷり語っていきたいと思います!

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ストーリー:復讐の鬼と化した男の壮絶な戦い

『Demon City 鬼ゴロシ』予告編 – Netflix

物語の舞台は、架空の地方都市・新条市。ここは一見穏やかそうに見えますが、裏では奇妙な仮面を被った組織「奇面組」が街を牛耳る闇の都市です。主人公・坂田周平(生田斗真)は、かつて裏社会で恐れられた伝説の殺し屋。愛用のマサカリを手に、数々の標的を血祭りに上げてきた男ですが、愛する妻・葵(木竜麻生)と娘・りょう(當真あみ)との平穏な生活のために足を洗うことを決意します。しかし、そんな幸せな日々は長くは続きません。ある日、奇面組が坂田の家に押し入り、目の前で妻子を惨殺。坂田自身も頭を撃たれ瀕死の重傷を負い、昏睡状態に陥ってしまいます。

それから12年後、長い昏睡から目覚めた坂田は、かつての鋭さは失い廃人のような状態に。しかし、奇面組による再びの襲撃をきっかけに、彼の中に眠っていた殺しの本能が覚醒します。妻子を奪った仇への怒りと執念を胸に、坂田は復讐の鬼と化し、マサカリを手に新条市の闇に立ち向かっていくのです。物語が進むにつれ、娘のりょうが実は生きており、奇面組の一人である伏勘太(東出昌大)に育てられていたことが判明。さらに、奇面組の背後には新条市長・春原龍(尾上松也)を中心とする巨大な陰謀が蠢いており、坂田の戦いは単なる個人的な復讐を超えたものへと発展していきます。

見どころ①:生田斗真の圧倒的な身体表現

この映画の最大の見どころは、何と言っても主演・生田斗真の演技でしょう。坂田周平というキャラクターは、ほぼセリフがないという異色の役どころ。公式情報によると、彼の台詞はわずか24個しかないそうです。それなのに、坂田の怒りや悲しみ、復讐への執念が観る者にビシビシ伝わってくるのは、生田さんの表情と身体表現の力によるもの。特にアクションシーンでの動きは圧巻で、マサカリを振り回し敵を次々と葬っていく姿はまさに「不死身の殺し屋」。序盤のヤクザとの戦闘シーンや、ショベルカーを駆使した大乱闘シーンは、息を呑むほどの迫力でした。

生田斗真と言えば、これまで『脳男』や『土竜の唄』シリーズでアクションもこなしてきましたが、本作ではさらに新境地を開いた印象。セリフがない分、感情を身体で表現する難役を見事に演じきっていて、彼の俳優としての進化を感じました。血まみれになりながらも立ち続ける姿には、どこか人間らしい脆さも垣間見え、ただの冷酷な殺し屋ではない深みがあって良かったです。

見どころ②:豪華キャストが演じる「奇面組」の魅力

坂田の敵となる「奇面組」のメンバーも、個性的なキャストが揃っていて見応え抜群。新条市長であり奇面組のリーダー・春原龍を演じる尾上松也は、表向きは清廉潔白な政治家、裏では冷酷な支配者という二面性を見事に演じ分けています。般若の仮面を被った姿は不気味で、坂田との対決シーンは緊張感がすごかったですね。

東出昌大が演じる伏勘太は、坂田の娘を育てながらも変態的な一面を持つセキュリティ会社社長。稲荷の仮面を被った彼の狂気的な演技は、観ていてゾクゾクしました。さらに、新条警察署の刑事・篠塚孝太郎(髙嶋政伸)や麻薬絡みのクリーニング会社社長・竹本誉(田中美央)など、奇面組の面々がそれぞれ異なる仮面と裏の顔を持ち、坂田に立ちはだかる構図が面白い。彼らの「表と裏」を象徴する仮面のデザインも秀逸で、ビジュアル面でも楽しめました。

見どころ③:田中征爾監督の演出と布袋寅泰の音楽

監督・脚本を務めた田中征爾は、初長編作『メランコリック』で注目を集めた気鋭のクリエイター。本作でも、彼の持ち味であるジャンルの融合とビジュアルへのこだわりが炸裂しています。バイオレンス描写は容赦なく、目を背けたくなるようなシーンも多いですが、家族愛や人間ドラマもしっかり描かれていて、ただの暴力映画に留まらない深みがあります。特にラストの展開は衝撃的で、観終わった後も余韻が残る仕掛けになっていました。

そして、音楽を担当した布袋寅泰のギターがこれまた最高!予告編でも流れていたあの重厚なサウンドが、アクションシーンや緊迫感のある場面をさらに盛り上げてくれます。布袋さんの音楽が持つエッジの効いたカッコよさが、坂田の復讐劇にピッタリ合っていて、耳でも楽しめる作品になっていました。

個人的な感想:邦画の新たな可能性を感じた

正直、邦画でここまで激しいバイオレンスアクションを観られるとは思っていませんでした。『Demon City 鬼ゴロシ』は、日本の映画が世界に通用するクオリティを持っていることを証明した作品だと思います。ストーリーはシンプルながらも、二転三転する展開や伏線の使い方が巧妙で、最後まで目が離せませんでした。特に、坂田とりょうの再会シーンは感動的で、血と暴力の中にも家族愛がしっかり描かれているのが心に残りました。

ただ、感情移入という点では少し物足りなさを感じたのも事実。坂田の過去や内面がもう少し掘り下げられていれば、さらに深みが増したかなと思います。それでも、107分というコンパクトな時間にこれだけのアクションとドラマを詰め込んだのは見事。Netflixオリジナルらしい尖った作品で、観て損はない一本です!

まとめ:復讐の鬼に涙はない、でも観客には涙が?

『Demon City 鬼ゴロシ』は、復讐に燃える男の壮絶な戦いを描いたバイオレンスアクションの傑作。生田斗真の圧倒的な演技、豪華キャストの競演、田中征爾監督の演出、そして布袋寅泰の音楽が融合し、唯一無二の映画体験を提供してくれます。血みどろの戦いの中にも家族愛が垣間見え、単なる暴力映画を超えた魅力がある作品です。Netflixで配信中なので、アクション好きならぜひチェックしてみてください。坂田の鬼のような執念に、あなたも心を奪われるはずです!

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