WOWOWの良いところはまったく知らない映画と出会えることです。
Hulu、Netflix、Amazonビデオに代表されるインターネットビデオオンデマンドは豊富な作品を取り揃え、いつでも好きな時間に映画鑑賞ができるという点はいいのですが、自分で作品を選択する必要があり、何を観たらいいのかわからない人にとって不便な点もあります。
WOWOWは局側が選択した作品をラインナップしていて、特集を組んで集中して放送してくれるので、自分で選ぶ面倒がありません。
用事があって放送時間に観られない場合は録画してあとでゆっくり鑑賞できます。
本数が多いので、ビデオが貯まりすぎて、結局何から観たらいいのかわからなくなる場合もありますが。
それと中には観るだけ時間の無駄という作品も放送されますので、番組表をチェックする際にネットで評価を確認するといいでしょう。
Googleで作品のタイトルで検索すると、各レビューサイトの評価点も表示されるので、とても参考になります。
評価は個人の主観ですから、好みによって甘辛評価になりますが、それでも結構参考になります。
5点満点で3以上の評価が付いていれば、鑑賞しても時間の無駄とは思わないでしょう。
今回はWOWOWで鑑賞して、印象に残ったSF、ホラー作品の中から、ちょっとエッチなシーンがある作品を紹介します。
女優さんの全裸シーンがば~んと画面に出てくる作品です。
エッチな映画が観たいなら、深夜放送時間帯のエロ作品観たらいいじゃんって?
でもね、エッチメインの作品は内容が希薄で時間の無駄になることが多いんですよね。
ジェーン・ドゥの解剖
2016年のアメリカ映画。日本公開は2017年5月20日。
公式サイトの情報では全米最大のジャンル映画の祭典「ファンタスティック・フェスト」で最優秀作品賞の栄冠に輝いたとのことで、日本でも公開前から話題になっていたホラー作品です。
タイトルになっているジェーン・ドゥとは身元不明の女性の遺体に付けられる総称のことで、タイトル通り、本作は身元不明の女性死体を中心にストーリーが展開していきます。
本作で注目すべきはジェーン・ドゥの様子。全裸で手術台に横たわった彼女はとても美しい。男なら釘付けになります。
そして、解剖されていく過程がかなりリアルです。
白い肌にメスが入れられ、滴り落ちる血、切り開かれる胸部。そういうシーンが苦手な人には辛いかも。
本作は周囲で起こる不可思議な現象に翻弄される検視官親子の恐怖を中心に描かれていきます。
ジェーンドゥはいったい何者なのか?
不可思議な現象は彼女の呪いなのか?
ストーリーが進むうちに惹き込まれてしまいます。
そして衝撃的なラストと迎えたときに、ジェーンドゥの正体を知ることになります。
美しい裸体を惜しげもなく披露しているのはオルウェン・ケリー。
アイルランド出身のモデル、女優です。
本作以外の作品では2017年英国公開『Winter Ridge』。
監督はアンドレ・ウーヴレダル。
彼の作品は他に『トロール・ハンター』(2012年日本公開)を見ました。
本作もWOWOWで鑑賞しています。
お勧め度:
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スプライス
2009年公開のカナダ・フランス合作作品。
遺伝子操作がテーマのSFホラーで、エイドリアン・ブロディが主演しています。
主演がエイドリアン・ブロディというだけで本作の格が上がりますね。
キモ可愛い新種生物が登場
エイドリアン・ブロディとサラ・ポーリー演ずる遺伝子科学者夫婦が、人間と動物の遺伝子を組み合わせた新種の生物を創り上げ、驚異的な進化を遂げたその新生物に襲われるというお話です。
進化途中のウサギに似た姿はとても愛らしいのですが、人間の姿に近づいていくと、今度はなんともエロティックな容姿に変化を遂げます。
デルフィーヌ・シャネアックが演じるエロティックな生命体は本能からこともあろうにエイドリアン・ブロディ演じる遺伝子科学者を誘惑し、交尾を果たしてしまいます。
生命体を演じるのはモデル出身のデルフィーヌ・シャネアック
彼女の裸体の美しさと新種生命体にメイクされた容姿がとてもキモ可愛い。
ラストは悲惨な展開
人間と動物の遺伝子と組み合わせるという禁断の科学をテーマにしているだけあって、ラストは悲惨な展開となります。
単なる奇抜な展開を狙ったSFホラーではなく、夫婦愛、親子愛も内包した深みのある作品です。
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食
スカーレット・ヨハンソンが全裸で登場
アベンジャーズシリーズでブラック・ウィドウを好演しているスカーレット・ヨハンソン主演のSF作品です。
2013年公開なので、『アベンジャーズ』の1年後の作品ということになります。
宇宙生命体の女が男をハントして、捕食するというSFホラーです。
捕食と言っていいのか、とりあえず日本でのタイトルに「捕食」と付いているのでそういう表現をしていますが、その方法がなんとも不可思議なんです。
ハントした男を暗い空間に連れ込んで、ヨハンソン演じる女が服を脱ぎ捨てながら男を誘い、男も一緒になって服を脱ぎ捨てていく。
女の悩ましい姿に見とれた男は、自分がドロドロの液体の中に沈んでいくのも気づかずに女を追いかけていく。
ドロドロの液体は消化液のようなもので、男の身体は次第に溶けて、皮だけが残される。
男の肉が溶けた液体は飲み込まれるように排水口へと流されていく。
このシーンで流れるBGMがとても異様で、なんか悪い夢でも見ているような感覚です。
本作でヨハンソンは全裸を披露しています。
SFですが、全編を通して、派手なアクションシーンもなく、淡々と話が進んでいきます。
次は何か起こることを期待しながら、最後まで観てしまいます。
ラストで宇宙生命体が現れるのですが、そのシーンが衝撃的。
この場面で本作がSFであることを改めて認識するのです。
かなり難解な作品で、評価も大きく分かれていますが、ヨハンソンの全裸を観られるという点では満足できるでしょう。
でもヨハンソンはやっぱり全裸より黒革のコスチュームが似合うと思いますよ。
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