AmazonPrime見放題で観る 母の遺言から始まる衝撃の生い立ち物語『灼熱の魂』ネタバレレビュー

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以前から気になっていた『灼熱の魂』がAmazonPrimeで見放題配信されたので鑑賞しました。

2011年日本公開作品ですが、2022年8月12日からデジタルリマスター版が劇場公開されました。AmazonPrimeで配信されたのはこのデジタルリマスター版だと思います。


灼熱の魂 (字幕版)
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ドゥニ・ヴィルヌーヴ2010年監督作品

本作の監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。直近の公開作品は2021年の『DUNE/デューン 砂の惑星』で、過去、2013年『プリズナーズ』『複製された男』、2015年『ボーダーライン』、2016年『メッセージ』、2017年『ブレードランナー2049』を監督したカナダの監督です。

今回紹介する『灼熱の魂』あとはメジャーなハリウッド作品を監督しています。つまり『灼熱の魂』は彼の出世作と言える作品ですね。

本作はは第83回アカデミー賞外国語映画部門のカナダ代表作品に選定され、最終的な5本のノミネート作品にまで名を連ねています。

では『灼熱の魂』がどんなストーリーなのか紹介させていただきます。レタバレしてますのでご了承を。

まずはYoutubeアルバトロス・フィルムチャンネルで配信されている公式予告映像をご覧ください。

灼熱の魂 デジタル・リマスター版【予告編ロング】アルバトロス・フィルムチャンネル

母の遺言状から始まる

物語は母親が死亡した双子の姉弟ジャンヌとシモンが公証人から母の遺言を聴くシーンから始まります。遺言の内容は財産分与に続いて次の厳しい文言でした。

桶には入れず、祈りもなし、裸で埋葬してほしい。世の中に背を向け、うつ伏せの状態で。墓石はなし、私の名はどこにも刻まないこと。約束を守れぬ者に墓碑銘はない。

続けて公証人はジャンヌに1通の手紙を渡し、「父親を捜し、この手紙を渡してほしい」という母親の遺言を告げます。そしてシモンにも1通の手紙を渡し、「兄を探し、この手紙を渡してほしい」という母親の遺言を告げます。最後に読み上げられたのは、手紙が彼らに渡されたら墓石を建て、墓碑銘を刻んでもいいという内容でした。

舞台は中東レバノンへ

まだ見ぬ父親を捜すために、母の故郷である中東レバノンへ旅立ったジャンヌはまず母を知る人物を探します。映像は並行して母親ナワル・マルワンの生い立ちを映し出していきます。

母ナワルの凄惨な過去

難民の男と恋に落ち、身籠ったナワル。家族から一族の恥さらしと罵られ、兄はナウルの目の前で難民の男を射殺してしまいます。そして、生まれた男児(つまりジャンヌとシモンの兄)は足首に3つの点のタトゥーを祖母に入れられナワルから引き離されます。

kusayan
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足首のタトゥーが本作後半での重要なポイントとなります。

故郷を離れ、都市の大学に通うようになったナワルは内戦での休校を利用して産んだ子供を探すために故郷へ帰ります。しかし、男児が預けられた施設は爆撃で破壊されていました。

男児は爆撃で死んだのか?

帰路、乗ったバスがキリスト教右派組織に襲撃されましたが、同じキリスト教徒であることを証明したナワルは難を逃れます。しかし、同じバスに乗っていた乗客たちは全員殺されてしまいました。ナワルが助けようとした幼い少女までも容赦なく。

内戦で破壊された故郷の惨状を目の当たりにしたナワルは敵対する組織のリーダーを暗殺するため、リーダーの屋敷に家庭教師として潜入し、見事に暗殺に成功します。

牢獄の中で

牢獄に入れられたナワル。数々の拷問を受けながらも必死で生きようとします。彼女は歌を口ずさむことで苦痛を紛らわしていました。いつしか彼女は「歌う女」として牢内で名が知られるようになりました。ある日、牢のリーダー格の男に呼び出された彼女はレイプされ、彼の子供を身籠ってしまうです。

場面はナワルの過去とジャンヌの現在が交互に入れ替わります。

ジャンヌは母を知る人物を探し、徐々にナワルの悲惨な過去を知ることになります。

母の悲惨な過去と自分たちの出生の秘密

ジャンヌはついにナワルが捉えられていた牢獄の監守だった人物を探し出します。

看守はナワルが牢獄で産んだ子供が男女の双子だったことを告げました。

ジャンヌは自分たちがどのようにして生まれ、誰が父親なのかを知りました。

兄はどこに

一方、兄を探していたシモンは公証人が手配した現地の捜査人から兄の存在の手がかりを掴みます。そして捜査員の指示に従うことで、母ナワルと関係があった組織の指導者に会うことができました。

リーダーは兄のこれまでの生い立ちと現在をシモンに伝えます。

ナワルと引き離され、施設に預けられた兄は施設が破壊される前に組織の手で助けられ、スナイパーとして訓練を受けさせられました。組織の有能なスナイパーとなった彼でしたが、敵に捕らえられ、洗脳されたあと、牢獄のリーダーとなっていました。

そして、さらに指導者から衝撃的な事実を知らされることになります。

兄と父親は同じ人物であると。そして彼は今、姉弟の居住地であるカナダにいることを。

母ナワルは不義で産んだ二人の姉弟に、自分の生い立ちを探らせることで、出生の秘密を明かしたのでした。

結び

母の生い立ちを調べるうちに自らの出生の秘密を知ってしまった姉ジャンヌと弟シモンを追ったサスペンス仕立ての作品で、ストーリーが進むうちにぐいぐい引き込まれていく構成が見事です。そして真実が明かされる衝撃のラスト。誰もが「そうだったの!」と驚愕します。

本作はレバノン生まれの劇作家ワジディ・ムアワッドの戯曲が原作なので、フィクションだと思いますが残酷な物語です。ラストで「祖母に捧ぐ」というテロップが流れたので、もしかして事実を元にした戯曲ならとても恐ろしいことです。

▼『灼熱の魂』オフシャルサイト

映画『灼熱の魂 デジタル・リマスター版』公式サイト
『DUNE/デューン 砂の惑星』ドゥニ・ヴィルヌーヴ、伝説の出世作 8月12日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次公開

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