Netflixで2023年5月、母親の愛をテーマにした2つのアクションムービーの配信が始まりました。
5月と言えば日本では母の日がある月。ナイスタイミングですね。
では2作品を紹介しましょう。
『ザ・マザー 母という名の暗殺者』
Netflixで2023年5月12日から配信。
2023年製作/117分/アメリカ
原題:The Mother
『ザ・マザー 母という名の暗殺者』は、Netflixで2023年5月12日から配信されたアクションスリラー映画です。監督はニキ・カーロ、主演はジェニファー・ロペスです。物語は、かつて凄腕の暗殺者だった女性が、生き別れた娘を救うために再び戦う姿を描いています。
『ザ・マザー 母という名の暗殺者』あらすじ
ジェニファー・ロペス演じる主人公は、武器売買組織の一員として暗殺の仕事をしていました。しかし、組織が人身売買も行っていることを知り、FBIに内通します。その際、妊娠していた彼女は、組織からの報復を恐れて、出産したばかりの娘を証人保護プログラムに預けます。そして、自分はアラスカで隠遁生活を送ります。
12年後、娘はルーシー・パエス演じるゾーイと名乗り、高校生として暮らしていました。しかし、彼女は自分の出自について知らず、養父母とも仲が悪く、孤独な日々を送っていました。そんなある日、彼女は学校で暴力事件に巻き込まれてしまいます。その事件がきっかけで、彼女の居場所が組織にバレてしまい、拉致されてしまいます。
一方、アラスカで暮らす主人公は、FBIから娘が危険にさらされていることを知らされます。彼女はすぐに娘を救出するために動き出します。しかし、組織のボスであるジョセフ・ファインズ演じるヴィクターは、彼女をおびき出すために娘を人質に取ります。彼は主人公に対して、自分の命令に従わなければ娘を殺すと脅迫します。
主人公はヴィクターの要求に応じるふりをしながら、娘を奪還する機会を窺います。そこで彼女は、かつての仲間であるオマリ・ハードウィック演じるデュークやガエル・ガルシア・ベルナル演じるマルコなどと再会します。彼らは主人公に協力するか裏切るか微妙な立場にあります。また、FBIのエージェントであるジェシー・ガルシア演じるロペスも主人公の動向を追っています。
果たして主人公は娘と再会できるのでしょうか?そして、組織との決着はどうなるのでしょうか?映画『ザ・マザー 母という名の暗殺者』では、母と娘の愛情と絆、そして復讐と正義の対立がスリリングに描かれています。
『ザ・マザー 母という名の暗殺者』みどころ
本作は、母と娘の絆や、女性の強さを描いた感動的なストーリーと、迫力満点のアクションシーンが見どころです。ジェニファー・ロペスは50代とは思えないほど美しく、かっこよく敵を倒していきます。また、アラスカやキューバの美しい風景も魅力的です。
『マザーズ・デイ』
Netflixで2023年5月24日から配信。
2023年製作/94分/ポーランド
原題:Dzien Matki
『マザーズ・デイ』あらすじ
ニーナ・ノーワーク(アグニェシュカ・グロホウスカ)は、工場で働く普通の女性です。しかし、彼女には過去に特別捜査官として活躍していたという秘密があります。彼女は幼い頃に手放した息子マックスのことをずっと想っており、彼のSNSをこっそり見ていました。
ある日、ニーナはマックスが誘拐されたという衝撃的なニュースを知ります。誘拐犯は、ニーナがかつて殺した犯罪組織のボスの息子であるドゥサン・ドラガンでした。彼は復讐のためにマックスを拉致し、身代金としてヴォルトメーターという危険な麻薬を要求します。
ニーナは警察に頼らず、自ら敵地に乗り込みます。彼女は封印していた殺人的なスキルを発揮し、犯罪組織との壮絶な戦いに挑みます。果たして、ニーナは息子を救出することができるのでしょうか?そして、マックスは本当の母親であるニーナを受け入れることができるのでしょうか?
『マザーズ・デイ』みどころ
『マザーズ・デイ』は、母親の愛と闘争心を描いたアクション満載の映画です。主人公のニーナは、息子を助けるために何でもする強い女性ですが、同時に傷つきやすい一面も持っています。彼女の演技は見事で、観客の感情を揺さぶります。
また、映画は色彩やカメラワークにもこだわっており、ポーランドの街並みや犯罪組織のアジトなど、舞台設定も魅力的です。特に、敵対するヴォルトメーターは、丸坊主で変態パンツ姿で歩くサイコパスという個性的なキャラクターです。
『マザーズ・デイ』は母親の強さと愛情を感じることができる映画をお探しの方におすすめです。
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