邪魔なコードが不要なBluetooth機器での映画鑑賞。耳栓タイプのカナル型イヤホンから骨伝導イヤホンまで試してみました。
カナル型は周囲の雑音を気にせず、音がダイレクトに伝わり作品に集中ができますし、音漏れの迷惑もありません。ただし、長時間使用すると耳の穴が痒くなってきます。
骨伝導イヤホンは耳の穴を塞がない分、痒みを感じることはありませんが、カナル型と比べると、音質がいまいち。
次に以前から気になっていたネックスピーカーを試してみることにしました。丁度、Amazonでプライムデーが開催されていましたので、評価が高く、リーズナブルだったサンワサプライの製品を購入してみました。
今回購入したネックスピーカーはこちら。400-SP090。
サンワダイレクト ネックスピーカー apt-X LL対応 低遅延 テレビ向け Bluetooth5.0 Zoom/Skype対応 連続11時間再生 防水IPX5 通話対応 400-SP090
Bluetooth5.0で低遅延 apt-X LL対応です。
Bluetooth音響機器のコーデックはSBC、ACCが標準で、若干映像と音声に遅延が発生しますが、本機は低遅延の apt-X LL対応です。特に音楽ライブを視聴する際にその効果を感じることができます。
Bluetoothの接続するにはテレビ側に発信機が必要で、僕はapt-X LL対応の発信機を使っていたので、一緒に購入する必要はありませんでした。Fire TV StickにもBluetooth発信機能はありますが、SBCにしか対応していないので、低遅延で視聴したい場合は apt-X LL対応発信機を別途購入する必要があります。
サンワサプライでは apt-X LL対応発信機も販売していますので、一緒に購入すると良いでしょう。
サンワダイレクト Bluetoothオーディオトランスミッター レシーバー apt-X LL/FastStream 低遅延 apt-X HD 3.5mm/光デジタル/USB対応 400-BTAD008
サンワサプライネックスピーカー 400-SP090外観
Amazonで注文してから2日後に到着しました。
パッケージには本体と充電用USB Type-Cケーブル、日本語説明書が同梱されていました。
首に掛けてみました。175gと軽量なので、長時間視聴しても疲れは感じません。
ボタン類は右側に設置されています。◎が電源ボタン、▼が再生/一時停止、+がボリュームアップ、-がボリュームダウンです。
両端の先端部には高感度マイクを搭載しており、ZOOMやSkypeなどのハンズフリー通話にも使用できます。
電源用のUSB Type-C穴は本体右側の裏のあります。防水用にキャップで保護されるようになっています。
首元に小型サラウンドスピーカーがある感覚で映画視聴には最適
テレビのHDMIにFire TV Stickを繋いで各VODを視聴していますが、本機器を使う場合はSBCコーデックしかないFire TV StickのBluetoothには接続せず、光デジタル接続した apt-X LL対応トランスミッターに接続しました。
Amazon Prime Video、netflix、U-NEXTでそれぞれ映画を視聴してみました。TVのスピーカーで聴くよりはるかに音に迫力が感じられます。映像に合わせ、音が上下左右から聴こえてきます。爆発シーンなどは肩にズンズン響いてきます。
気になる連続使用可能時間ですが、まだ使い始めなので、実測ではないですが、説明によれば最大音量で5時間くらい、通常音量なら11時間くらいのようです。
サンワダイレクト ネックスピーカー 400-SP090仕様
【Bluetooth仕様】
■通信距離:最大約10m(使用環境によって異なります。)
■送信出力:Class2
■対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
■オーディオコーデック:SBC、apt-X、apt-X HD、apt-X Low Latency【スピーカー仕様】
■実用最大出力:5W(2.5W+2.5W)
■周波数特性:180Hz~20kHz
■スピーカー形式:密閉型フルレンジスピーカー
■スピーカーサイズ:1インチ×2個
■マイク:全指向性
■電源:内蔵バッテリー(容量:650mAh)、またはUSBポートより給電(DC5V 1A)
■充電方法:USB Type-C(充電用)
■生産地:中国
400-SP090のもっと詳しい説明はサンワダイレクトのサイトをチェックしてみてください。
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