若大将シリーズ/加山雄三と永遠のマドンナ星由里子

若大将といえば、加山雄三の代名詞

若大将を主役にした作品が若大将シリーズと呼ばれる一連の作品群です。
1961年から1971年まで製作した全17作品と10年後の1981年には加山雄三芸能生活20周年記念作品として、『帰ってきた若大将』が製作されました。
社長シリーズ、駅前シリーズ、クレージーシリーズと共に、1960年代の東宝の屋台骨を支えていました。

シリーズは大学生編と社会人編の構成

シリーズは大きく分けて大学生編と社会人編の構成です。

大学生編

大学の若大将(1961年)
銀座の若大将(1962年)
日本一の若大将(1962年)
ハワイの若大将(1963年)
海の若大将(1965年)
エレキの若大将(1965年)
アルプスの若大将(1966年)
日劇「加山雄三ショー」より歌う若大将(1966年)
レッツゴー!若大将(1967年)
南太平洋の若大将(1967年)
ゴー!ゴー!若大将(1967年)
リオの若大将(1968年

社会人編

フレッシュマン若大将(1969年)
ニュージーランドの若大将(1969年)
ブラボー!若大将(1970年)
俺の空だぜ!若大将(1970年)
若大将対青大将(1971年)
帰ってきた若大将(1981年)

それぞれの作品は続編ではなく、単独の作品として制作されていますが、主要な登場人物は全作品でほぼ同じです。

主演・加山雄三演じる若大将こと田沼雄一、田中邦衛演じる青大将こと石山新次郎、有島一郎演じる父親の田沼久太郎、飯田蝶子演じる祖母・田沼りきなど。

マドンナ役は星由里子と酒井和歌子

若大将の恋人役のマドンナとして、大学生編では星由里子演じる澄子、社会人編では酒井和歌子演じる節子が登場しています。

星由里子は若大将シリーズ第一作『大学の若大将』から登場し、その愛らしい姿から一躍人気者になりました。

ワンパターンなストーリーがまたいい

ストーリー構成は全作品とも同じような展開で、若大将が澄子と知合い、恋仲となる。
ふたりの間に青大将が割ってくる。若大将が他の女性と親しくなる。
澄子が焼きもちを焼き、当てつけに青大将の誘いに乗る。
二人きりになったところで、青大将が澄子に迫る。
もともと澄子は青大将など目にとめていないので、当然ながら抵抗する。
青大将が抵抗にも怯まず、さらに澄子に迫る。
若大将が現れ、青大将をこてんぱんにやっつける。
しかし、若大将にはスポーツの大会に出場しなければならない。
会場に間に合うか?
間一髪、若大将が会場に到着。見事、優勝する。
若大将と澄子のラブシーン。若大将が劇中歌を歌う。
「ふたりを夕闇が包む、この窓辺に~」

こんな感じです。
つまりはワンパターンなんですが、このワンパターンがまたいいんですね。安心して鑑賞できる。
当時のシリーズものはほとんどがワンパターンでした。

スポーツがテーマとなる

若大将シリーズにはそれぞれの作品にスポーツが関連してきます。
水泳、ボクシング、マラソン、スキー、柔道、駅伝、ヨット、サッカー、アメリカンフットボール、フェンシングなど。
加山雄三がすべてのスポーツに挑戦しています。凄いです。スポーツ音痴な僕は当時憧れました。

心を掴む劇中歌

若大将シリーズのもうひとつの特徴として、劇中歌があります。
ほとんど加山雄三が自ら作曲し、歌っています。
中でも『エレキの若大将』の劇中歌 「君といつまでも」「夜空の星」、
『アルプスの若大将』の劇中歌「 蒼い星くず」「 夕陽は赤く」、
『レッツゴー!若大将』の劇中歌「 夜空を仰いで 」「旅人よ」
は思い出深い曲です。

2014年10月から12月にかけてBSジャパンで全作品の連続放送されました。続いてWOWOWでも全作品の放送があり、僕はBD-Rに保存しました。
時間があるときに全作品を再視聴しようと思います。

若大将 サーフ & スノー DVD-BOX
加山雄三
東宝
2005-06-24

 

About yasuu_kusayan 30 Articles
ブロガー、ライター、フォトグラファー 滋賀県大津市在住 滋賀県、京都を中心に活動中

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