実写版『るろうに剣心』シリーズも撮影 時代劇ロケのメッカ/三井寺(滋賀県大津市)

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一時、衰退していた時代劇も最近になって盛んに放映されるようになってきました。

民放ではまだ少ないですが、NHKBS、有料BS、CS放送ではスペシャルドラマ以外にも連続ドラマが放送されています。

映画でも小説、コミックを原作とした大作が制作され、それなりの興行成績を上げています。

かつて、時代劇撮影といえば京都太秦が中心でした。

以前の活気はないものの、今でも東映京都撮影所、松竹京都撮影所で盛んに撮影が行われています。

京都周辺には寺院、神社がたくさんあり、歴史的建造物もたくさん残っています。

撮影所のセットは狭いですが、周辺の神社仏閣で撮影できるので周辺が巨大なセットのようです。

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三井寺は京都太秦撮影所から車で1時間の好立地

三井寺はびわ湖のほとりである滋賀県大津市にありますが、京都太秦にある東映、松竹の撮影所から車で1時間。

撮影所で衣装、カツラなどの撮影支度をして移動しても時間のロスが少ないです。

創建が7世紀の三井寺は数々の歴史的な大乱で建物が焼失していますが、都度、当時の有力者により再建され、今でも歴史的建造物がたくさん現存しています。

何より京都の寺院に比べて、参拝客が少ないことがいいですね。

数々の作品の舞台となった場所

金堂から村雲橋

国宝である金堂から石橋である村雲橋までの参道は石積みが続き、江戸の大通りを表現するには最適なロケーションになっています。

撮影された主な作品

映画

  • 天地明察(2012年)
  • 武士の献立(2013年)
  • 幕末高校生(2014年)

TVドラマ

  • 銀二貫(2014年)
  • 妻はくノ一(2013年)
  • 影武者徳川家康(2013年)
  • 鬼平犯科帳スペシャル(2013年)
三井寺金堂前
三井寺金堂前

唐院探題灯籠

唐院前の参道は石灯籠が建ち並び、高貴な武家屋敷門前シーンには絶好なロケーションで数々の作品で使われています。

撮影された主な作品

映画

  • 武士の献立(2013年)
  • 駆け込み女と駆け出し男(2015年)
  • 柘榴坂の仇討(2014年)
  • のみとり侍(2018年)

TVドラマ

  • 鬼平犯科帳スペシャル(2013年)
三井寺唐院
三井寺唐院

実写版『るろうに剣心』シリーズで剣心と宿敵が出会う唐院横の石橋

第1作目『るろうに剣心』では鵜堂刃衛と出会うシーン

佐藤健主演の映画「るろうに剣心」では、剣心が宿敵である吉川晃司演じる鵜堂刃衛と最初に出会うシーンが撮影されています。

武井咲演じる神谷薫を刃衛から守るために石橋上から飛び降りるアクションシーンです。

三井寺三重塔
三井寺三重塔

最新作『るろうに剣心 最終章』では雪代縁との対面シーン

2020年夏に公開される『るろうに剣心 最終章』では新田真剣佑演じる雪代縁との対面シーンの撮影が行われています。

観音堂展望台は江戸の町を見下ろす高台

三井寺境内の一番奥にある石段を登ったところにあるのが観音堂。

そこからさらに石段を登ると展望台があります。

展望台からは観音堂の屋根とその向こうに大津市街、びわ湖が眺められます。

このロケーションは高台から眺めた江戸の町として使われています。

市街の建物はCG加工で江戸の町に置き換えられますが、びわ湖を江戸の海に見立てた景色はとても美しい構図になっています。

撮影された主な作品

映画

  • 大奥(2010年)
  • 大奥~永遠~(2012年)
  • 幕末高校生(2015年)

TVドラマ

  • 大奥~誕生~(2012年)
三井寺観音堂
三井寺観音堂

まとめ

三井寺は現在でも京都制作の時代劇のロケ地として、すでに数作品の映画、TVドラマの撮影が行われています。

最近の作品ではWOWOWで放送中の「黒書院の六兵衛」で上野戦争の主戦場となった寛永寺境内シーンで使われています。

今後も様々な時代劇作品に使われていくでしょう。

JR大津駅から徒歩20分程度、京阪石坂線三井寺駅から5分程度と交通の便もいいのでぜひ参拝してみてください。

本記事は鑑賞した作品に加えて、三井寺ロケ地マップを参考にさせていただいています。

三井寺ロケ地マップ

ページで使用している画像は筆者が現地で撮影したものです。

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