3月29日にディズニーアニメの名作の実写版『ダンボ』が公開されます。
監督はティム・バートン。
『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズ、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』などファンタジー系の作品が多い監督です。
僕らの年代は『ビートルジュース』が印象深いですね。
つぎつぎ公開されたディズニー実写版作品
アニメ『ダンボ』の公開は1941年
アニメの『ダンボ』が 本国アメリカで 公開されたのが1941年。
日本で公開されたのは1954年です。
僕がまだ生まれていない頃です。
僕がアニメの『ダンボ』を初めて観たのはいつなのか?記憶がない。
でも記憶は残っています。
耳が大きくて、周囲からイジメられていた子象のダンボが、サーカスの大舞台で高台から飛び降り、大きな耳を羽ばたかせて空高く舞い上がる。
イジメられっ子のダンボが周囲をあっと言わせる見事な大逆転。
胸がスカッとした記憶があります。
アニメ公開から78年。
子象のダンボがリアルな3DCGで戻ってきました。
『ダンボ』だけではなく、過去のディズニー作品が次々と実写化されています。
今まで実写化されたディズニー作品を紹介していきましょう。
101/グレン・クローズが悪女を演じる
アニメ版では『101匹わんちゃん大行進』として公開の実写版です。
1996年にアメリカ、翌年1997年に日本で公開された作品です。
黒ブチ模様のダルメシアンの101匹が騒動を巻き起こす。
グレン・クローズが悪女・クルエラ・デ・ビルを好演しています。
続編『102』が2000年に公開されています。
美女と野獣/エマ・ワトソンがヒロイン、ベルを演じる
1991年に制作され、日本で1992年に公開されたアニメ版の実写化。
ディズニーの長編アニメとしては比較的新しいですね。
2017年に実写化された本作はハリー・ポッターシリーズで活躍したエマ・ワトソンがヒロインのベル役を務めています。
原作はフランスの民話「美女と野獣」です。
原作を産んだフランスとドイツ合作で2014年に「美女と野獣」が制作され、ベルをレア・セドゥが演じています。
シンデレラ/ケイト・ブランシェットが継母役
アニメ版が公開されたのは本国アメリカで1950年、日本はその2年後の1952年とかなり前の頃です。
その後、日本では何度もリバイバル公開されています。
僕も劇場で観たような記憶があるのですが、1952年はまだ生まれていないので、のちにリバイバル公開された年、何年だったろう?
実写版が公開されたのは2015年。
シンデレラをリリー・ジェイムズが演じています。
当時、まだ無名だったので、僕はあまり気に留めていなかった作品でした。
継母役でケイト・ブランシェットが出演しています。
ジャングル・ブック/リアルな動物のCGは必見
ディズニーのアニメ版は1967年にアメリカで、翌年1968年に日本で公開されました。
原作はイギリスの作家ラドヤード・キップリングが1894年に出版した小説です。
ディズニー制作の実写版は2作あり、1作目が1994年、2作目が2016年。
実はジャングル・ブックの実写版はディズニーより早く1942年にイギリスで制作されています。
2016年に公開版は登場する動物のCGがリアルで美しい。
3DCG映像の進歩を感じさせます。
アニメの後日談を描いた実写版
アリス・イン・ワンダーランド
アニメ版は『ふしぎの国のアリス』と題して、1951年に本国アメリカで公開、日本では2年後の1953年に公開されています。
実写版は2010年に公開されていますが、アニメ版のストーリーから13年後、アリスが19歳に成長した頃を描き、アリスをミア・ワシコウスカが演じています。
ティム・バートンが監督を務め、彼が監督する作品には常連出演しているジョニー・デップがマッドハッター役で登場しています。
プーと大人になった僕
イギリスの作家・A.A.ミルンの児童小説を原作とした『くまのプーさん』シリーズは長編アニメ作品や短編アニメ作品が数多く制作されています。
お子さんがいる方なら一度は観たことがあるでしょう。
ミッキーマウスと同じくらい有名なディズニーキャラクターです。
プーさんシリーズに登場するプーと大の仲良しの人間の子供がクリストファー・ロビン。
彼が大人になった世界を描いたのが、2018年に公開された『プーと大人になった僕』。
大人になったクリストファー・ロビンをユアン・マクレガーが演じています。
さらに公開される実写版作品
アラジン/ウィル・スミスが魔人ジーニーを演じる
『ダンボ』に続き、2019年6月7日に劇場公開されるのが『アラジン』
1992年に長編アニメ版が公開されています。
『アラジン』と言えば、魔法のランプから出現する魔人ジーニー。
実写版ではウィル・スミスが演じます。
最新の映像技術で製作された本作はアニメ版を超えた素晴らしい映像です。
ライオン・キング/圧倒的に美しいCG映像が見どころ
1994年にアニメ版が公開された『ライオン・キング』
劇団四季のミュージカルでも有名ですね。
『ライオン・キング』もこの夏、8月9日に日本での公開が決まっています。
本作の見どころは何と言っても超リアルな動物のCG。
すでに予告編が Youtubeのディズニー・スタジオ公式チャンネルで公開されていますが、見どころは何と言っても超リアルな動物のCG映像。
サイ、ヒョウ、キリン、シマウマなどの動物たちがあたかも本物のようなリアルな姿で登場しています。
予告では主人公となるシンバの誕生シーンが映し出されています。
ムーラン/戦う女戦士をリウ・イーフェイ が演じる
中国の伝説『花木蘭』をアニメ化した『ムーラン』が公開されたのは1998年。
20年経った2018年実写版の公開が予定されていましたが、製作に遅れが生じて、2020年に公開が延期されています。
主役のムーランを演じるのはリウ・イーフェイ。
ハリウッドデビューは2008年の『ドラゴン・キングダム』
その後は中国映画『項羽と劉邦』、『ドラゴン・フォー』シリーズに出演、2017年公開の『第三の愛』では韓国の俳優ソン・スンホンと共演しています。
ドニー・イェン、ジェット・リーも出演
『ムーラン』にはカンフーアクションの名優でもあるドニー・イェン、ジェット・リーも出演。
本格的アクション映画になるでしょう。
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