エミリア・クラークは、1986年10月23日生まれ、イギリス・ロンドン出身の女優です。
2011年から放送が開始されたHBOのドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』で、ドラゴンの血を受け継ぐ王女デナーリス・ターガリエンを演じ、一躍人気女優となりました。この役で、エミー賞助演女優賞やゴールデングローブ賞主演女優賞などの賞を受賞しています。
『ゲーム・オブ・スローンズ』以外にも、映画『世界一キライなあなたに』（2016年）や『ラスト・クリスマス』（2019年）など、話題作に出演しています。
2011年には、クモ膜下出血を2度患い、脳の手術を受けました。しかし、奇跡的に復活し、現在も女優として活躍を続けています。
エミリア・クラークは、美貌と演技力を兼ね備えた、世界中で人気の女優です。今後の活躍にも期待が高まります。
今回はエミリア・クラークの代表作品から二つのラブロマンス作品を紹介します。
『世界一キライなあなたに』
2016年製作／110分／G／アメリカ
原題：Me Before You
配給：ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日：2016年10月1日
映画「世界一キライなあなたに」は、2016年に公開されたアメリカ・イギリス合作のラブストーリー映画です。ジョジョ・モイーズの同名小説を原作としています。
不治の身体障害のために安楽死を希望する男性と、彼の介護兼話し相手をすることになった女性の交流を描いたラブストーリーです。
あらすじ
主人公のウィル・トレイナー（サム・クラフリン）は、26歳で裕福な青年実業家でした。しかし、バイク事故で脊髄損傷を負い、下半身不随となりました。ウィルは生きる希望を失い、安楽死を決意します。
そんなウィルの介護兼話し相手に雇われたのが、ルイーザ・クラーク（エミリア・クラーク）です。ルイーザは、おしゃれが大好きで自由気ままな26歳の女性です。
最初はウィルに反発していたルイーザですが、次第に彼の優しさやユーモアに惹かれていきます。そして、ウィルの生きる希望を取り戻すために、2人は一緒に様々なことに挑戦します。
しかし、ウィルは安楽死を決意した以上、その気持ちは揺るぎません。ルイーザは、ウィルの死を受け入れ、前向きに生きていく決意をします。
見どころ
運命的な出会いから始まる、2人の恋の行方
ルイーザとウィルは、最初は反発しあう関係でしたが、お互いの魅力に惹かれ合い、恋に落ちていきます。しかし、ウィルは安楽死を決意しており、2人の恋は限られた時間の中でしか生きることができません。運命的な出会いから始まる、2人の恋の行方に胸を打たれることでしょう。
ウィルの生き方と、ルイーザの成長
ウィルは、事故によって下半身不随となり、生きる希望を失いかけています。しかし、ルイーザの明るさと前向きな姿勢に触れ、少しずつ生きる意欲を取り戻していきます。ウィルの生き方を通して、私たちは「生きる」ということについて考えさせられるでしょう。
エミリア・クラークとサム・クラフリンの演技
ルイーザを演じるエミリア・クラークと、ウィルを演じるサム・クラフリンの演技が、この映画をより魅力的にしています。エミリア・クラークのキュートな魅力と、サム・クラフリンの繊細な演技が、2人の恋の物語に深みを与えています。
安楽死というテーマ
この映画は、安楽死というテーマを扱っています。ウィルは、自分の意思で命を絶つことを決意します。
安楽死は、倫理的な問題や宗教的な問題など、様々な議論がされています。この映画は、安楽死を肯定も否定もせず、あくまでもウィルの選択を描いています。
「世界一キライなあなたに」は、愛と命の尊さを描いた、感動のラブストーリーです。一度観たら忘れられない、心に残る映画です。
『ラスト・クリスマス』
2019年製作／103分／G／アメリカ
原題：Last Christmas
配給：パルコ
劇場公開日：2019年12月6日
019年公開の映画「ラスト・クリスマス」は、1984年に発表されたワム！の曲「ラスト・クリスマス」に触発されたラブストーリーです。
あらすじ
物語の主人公は、ロンドンのクリスマスショップで働くケイト（エミリア・クラーク）と、謎の青年トム（ヘンリー・ゴールディング）です。
ケイトは、仕事に身が入らず、恋愛もうまくいかない、人生に迷っている女性です。そんなある日、トムが突然現れ、ケイトにさまざまなアドバイスをしてくれるようになります。
トムは、ケイトの人生を少しずつ変えていきます。ケイトはトムのおかげで、仕事にも恋愛にも前向きに取り組むようになります。
しかし、トムの正体は謎に包まれていました。トムはなぜケイトの前に現れたのか、そして彼の本当の目的は何か。
そんな中、ケイトはトムの過去を知る人物と出会い、彼の秘密を知ることになります。
見どころ
エミリア・クラークとヘンリー・ゴールディングの演技
エミリア・クラークは、歌手を目指す主人公ケイトを、キュートさと芯の強さを兼ね備えた演技で好演しています。ヘンリー・ゴールディングは、ケイトの人生を変えていく謎の青年トムを、爽やかで優しい雰囲気で演じています。
2人の息の合った演技は、観る人の心を温めてくれます。
クリスマスを彩る音楽
ワム！の「ラスト・クリスマス」をはじめ、クリスマスソングを多数使用した、華やかな音楽が、映画を盛り上げています。
クリスマスムード漂うロンドンの街並みと、音楽が織りなす映像は、観る人の心を魅了します。
人生の意味を問うメッセージ
ケイトとトムの出会いを通して、人生の意味や大切な人への思いが描かれています。
ケイトは、トムとの出会いを通して、自分の人生を見つめ直し、前向きな気持ちを取り戻していきます。
この映画は、人生に迷っている人や、大切な人を失った人に、勇気と希望を与えてくれる作品です。
「ラスト・クリスマス」は、クリスマスシーズンにぴったりの、ハートウォーミングなラブストーリーです。エミリア・クラークとヘンリー・ゴールディングのキュートな恋愛模様と、クリスマスソングを彩る音楽が、観る人の心を温めてくれます。また、人生の意味や大切な人への思いを問うメッセージも、心に響く作品です。
【PR】U-NEXTなら２作品とも見放題(2023年10月時点)
U-NEXTなら『世界一キライなあなたに』『ラスト・クリスマス』の2作品が見放題鑑賞できます(2023年10月時点) 31日間無料体験で鑑賞しよう！
コメント