時代劇撮影が行われている京都太秦から車で1時間、琵琶湖のほとり滋賀県大津市に坂本地区があります。
大津市には時代劇ロケのメッカである三井寺がありますが、さらに北へ行った場所に坂本があります。
坂本は穴太積みで名を馳せた穴太衆の地であり、一帯は穴太積みの石積みがいたるところで観られます。
坂本は比叡山の登り口でもあり、ここからケーブル電車に乗って、比叡山延暦寺に行くことができます。
比叡山の表鬼門にあたる坂本には日吉大社が守り神として鎮座。
全国に約2000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社です。
時代劇ロケでよく使われる 日吉大社の石橋
日吉大社の境内には走井橋、大宮橋、二宮橋の三つの石橋があり、 橋周辺はよく時代劇のロケで 使われています。
日吉大社で撮影された主な作品
日吉大社で撮影された主な作品は
- るろうに剣心京都大火編
- 無限の住人
- 曇天に笑う
- 関ヶ原
- 天地明察
- 桜田門外の変
- 源氏物語 千年の謎
- 火天の城
西教寺/国指定文化財の見事な書院
西教寺は日吉大社から北へ25分ほど歩いたところにあります。
明智光秀一族の菩提寺であり、境内には一族の墓があります。
2020年のNHK大河ドラマに明智光秀が主役の『麒麟が来る』に決まり、西教寺や光秀が収めた坂本地区に注目が集まることが期待されています。
西教寺には国の指定文化財である書院があり、この場所で数々の時代劇ロケが行われています。
西教寺で撮影された主な作品
西教寺で撮影された主な作品は
- のみとり侍
- 関ヶ原
- 本能寺ホテル
- 柘榴坂の仇討
- 天地明察
- 大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇~]
森の奥にある廃寺安楽律院
西教寺の前の通りをさらに北へ進み、森の中の小径を進むと飯室谷・不動堂があります。
比叡山横川の元三大師堂の登り口にあたり、周囲は深い森になっています。
安楽律院は 飯室谷・不動堂 のさらに奥にあり、現在は廃寺になっている古刹です。
安楽律院で撮影された主な作品
安楽律院で撮影された主な作品は
- るろうに剣心
- るろうに剣心 伝説の最期編
『るろうに剣心』では剣心が薫を救うべく、鵜堂刃衛と最後の戦いをするシーンが撮影されました。
『るろうに剣心 伝説の最期編』では剣心の師匠である比古清十郎の住まいのシーンで使われています。
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