昭和の名作

ドラマ

映画好きなら観るべき名作選:愛と革命の壮大な叙事詩『ドクトル・ジバゴ』

デヴィッド・リーン監督の『ドクトル・ジバゴ』(1965年)は、ボリス・パステルナークの同名小説を原作とした映画史に残る名作です。ロシア革命を背景に、詩人であり医者であるユーリ・ジバゴの人生と愛が描かれ、壮大な映像美と深い人間ドラマが融合した...
ファンタジー

「チキ・チキ・バン・バン」:1968年の心温まるファンタジー・ミュージカルの魅力

1968年に公開されたミュージカル映画「チキ・チキ・バン・バン(Chitty Chitty Bang Bang)」は、家族で楽しめる冒険とファンタジーの傑作です。イアン・フレミングの原作を基に、ケン・ヒューズが監督を務め、ディック・ヴァン・...
SF

1961年『モスラ』と平成モスラシリーズ:時代を超える守護神の魅力と見どころ

東宝の特撮怪獣映画として、ゴジラと並ぶ人気を誇る「モスラ」。その初登場となる1961年の『モスラ』と、平成時代にリブートされた1996年からの「平成モスラ」シリーズは、時代を超えて多くのファンを魅了してきました。本記事では、両作品の内容と見...
映画

「レッド・サン」:三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン世界三大名優が織りなす西部劇の傑作

1971年に公開された映画「レッド・サン」(原題:Red Sun)は、西部劇と異文化の融合が魅力の異色作です。この映画の最大の特徴は、当時の世界三大スターである日本の三船敏郎、アメリカのチャールズ・ブロンソン、フランスのアラン・ドロンが共演...
ファンタジー

U-NEXTで見放題配信開始! 映画「日本誕生」:日本神話を描いた東宝1000本記念の超大作

U-NEXTで「日本誕生」が2025年3月1日より配信が開始されました。以前から観たかった作品でしたので、早々鑑賞しました。今回は「日本誕生」の概要と見どころを紹介させていただきます。▼U-NEXT入会はこちらから概要:映画「日本誕生」とは...
U-next

U-NEXTで観るカルトホラーの魅力~「バスケットケース」「悪魔の赤ちゃん」

ホラー映画には、観客をただ怖がらせるだけでなく、奇抜な発想や社会へのメッセージを込めて深い印象を残す作品が存在します。その中でも、1982年に公開された「バスケットケース」と、1974年の「悪魔の赤ちゃん」は、低予算ながらも独自の世界観でカ...
U-next

『ヒポクラテスたち』~医学生の青春と葛藤を描く80年代の名作

昨年末にU-NEXTで1980年公開の『ヒポクラテスたち』を鑑賞しました。今回は『ヒポクラテスたち』について紹介したいと思います。作品概要1980年に公開された『ヒポクラテスたち』は、大森一樹監督による日本映画です。この映画は、京都の医科大...
サスペンス

名作ぞろい!サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画トップ5【あなたのお気に入りは?】

映画史にその名を刻むアルフレッド・ヒッチコックは、まさにサスペンスとスリルの申し子と言えるでしょう。彼の作品は観客を席の端に座らせるだけでなく、その心理的な深みと革新的な撮影技術で何世代にもわたって影響を与え続けています。ヒッチコックのキャ...
ホラー

イギリスから誕生したホラーの名作たち:ハマー・フィルムが描く怪奇映画の魅力

イギリスの映画産業を代表する存在であるハマー・フィルム・プロダクションは、ホラー映画の制作で特に知られるスタジオです。1950年代から1970年代にかけて、ハマーはゴシックホラーの代名詞となり、クリストファー・リーやピーター・カッシングとい...
アクション

カンフーアクションの頂点!ブルース・リー主演『燃えよドラゴン』の全て

52年前、空前のカンフーブームが沸き起こりました。ブームの火付けとなったのが、『燃えよドラゴン』という映画作品です。今回は映画『燃えよドラゴン』と本作に主演したブルース・リーについて紹介していきたいと思います。『燃えよドラゴン』とは?映画の...
ホラー

1982年のホラー映画革命!『ポルターガイスト』が今なお愛され続ける理由

1980年代は、映画史に残る名作が数多く生まれた時代です。タイムトラベルをテーマにしたSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)、宇宙人と少年の友情を描いた感動的な作品『E.T.』(1982年)、トム・クルーズが主演し、戦闘機...
SF

怪獣映画の枠を超える挑戦『地球防衛軍』『妖星ゴラス』『海底軍艦』―東宝特撮が生んだ名作たち

序章:東宝特撮の魅力とその革新性ゴジラだけじゃない―多彩な東宝特撮作品群 東宝特撮といえば、まず思い浮かぶのは『ゴジラ』シリーズですが、その豊かな作品群はゴジラに留まりません。東宝は『地球防衛軍』や『妖星ゴラス』、『海底軍艦』といった名作を...
SF

Netflixシリーズでリメイク!東宝 変身人間シリーズの最高傑作「ガス人間第一号」

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』やNetflixシリーズ『地獄が呼んでいる』『寄生獣 ーザ・グレイー』を手掛けたヨン・サンホ監督がNetflixシリーズ『ガス人間』を製作総指揮すると韓国メディアより伝えられました。蒼井優と小栗旬が共...
ファンタジー時代劇

4Kリマスター化され劇場公開された今は無き大映が製作したモンスター映画「大魔神」シリーズ

『大魔神』は1966年(昭和41年)に当時の映画製作会社であった大映が製作したモンスター映画です。モンスターが登場する作品にしては珍しく時代設定は戦国時代。つまりモンスターが登場する時代劇です。
映画

ミスター・ゴジラの愛称で親しまれ、昭和の特撮を支えたスーツアクター中島春雄さんが演じた怪獣たち

日本の特撮と言えば怪獣。怪獣と言えばゴジラですね。今やゴジラは日本だけではなくハリウッドにも進出。2014年にハリウッドで製作された『GODZILLA ゴジラ』はモンスター・ヴァースとして『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)...
ファンタジー

’80年代ベストヒット曲「愛はとまらない」に乗せてヒットを放ったファンタジーラブコメディ『マネキン』

1988年といえば昭和から平成へ移る1年前。昭和の元号になって63年目にあたる年。この年に公開された洋画で記憶に残るのが『ラストエンペラー』『危険な情事』『ロボコップ』『太陽の帝国』など。しかし、僕はこれらの有名作品より、大好きで忘れられな...
SF

ハリウッド版ゴジラ映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の原案となった円谷四大怪獣作品とは

2014年に公開されたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』。本作は同一世界観のクロスオーバー作品として扱うモンスターバースシリーズとして第1作目の作品で、その続編となる第2作目が2019年5月31日に公開された『ゴジラ キング・オブ・モ...
ホラー

1970年代オカルト映画ブームのきっかけになった2作品『エクソシスト』『オーメン』

オカルトとは「神秘的」とか「超自然的」とかいう意味で、広い意味で心霊現象全般を表す単語です。今までオカルト映画は数多く作られてきましたが、ブームのきっかけになった記念碑的作品は二つあります。今回はその2作品を紹介させていただきます。エクソシ...
俳優

高島忠夫さんを偲び『キングコング対ゴジラ』『フランケンシュタイン対地底怪獣』を観る

俳優の高島忠夫さんが2019年6月26日にお亡くなりになりました。高島忠夫さんと言えば、テレビのクイズ・ドレミファドン!、クイズ!年の差なんてなどバラエティ番組の司会者というイメージが強い方がいるかと思いますが、僕らの世代は怪獣映画にも出て...
SF

本多猪四郎&円谷英二コンビが作ったもうひとつの反核映画『美女と液体人間』

「変身人間シリーズ」は東宝円谷映画のもうひとつの看板作品東宝円谷映画というと、「ゴジラシリーズ」に代表される怪獣映画が思い浮かびますが、それだけではなく、「変身人間シリーズ」と呼ばれる怪異人間を主役とした一連の作品群があります。第一作目が『...
昭和の名作

若大将シリーズ/加山雄三と永遠のマドンナ星由里子

若大将といえば、加山雄三の代名詞若大将を主役にした作品が若大将シリーズと呼ばれる一連の作品群です。1961年から1971年まで製作した全17作品と10年後の1981年には加山雄三芸能生活20周年記念作品として、『帰ってきた若大将』が製作され...
SF

星由里子さんを偲ぶ/「モスラ対ゴジラ」

若大将シリーズのマドンナ星由里子5月17日に女優・星由里子さんがお亡くなりになりました。74歳でした。僕らの世代だと、彼女の出演作といえば、加山雄三さん主演作の「若大将」シリーズです。彼女が演じるヒロイン・澄子(澄ちゃん)は当時の若者たちの...
SF

62年前の日本産SF作品だけど今でも見応えがある秀逸なストーリー~宇宙人東京に現わる

『宇宙人東京に現わる』ってどんな作品?2017年5月19日から公開された『メッセージ』は異星人=侵略者というイメージを覆し、異星人を人類の味方として描いていました。実は日本でも62年前の1956年に異星人を人類の味方として描いた作品が公開さ...
SF

変身人間シリーズの番外編『マタンゴ』~キノコ人間の恐怖

変身人間シリーズの番外編『マタンゴ』は東宝円谷プロの変身人間シリーズ3部作の番外編として製作された作品。1963年8月に劇場公開されたので僕は劇場では観ていないし、たぶんテレビ放送でも観ていなかったように思います。当時は2本同時上映が普通で...
SF

東宝変身人間シリーズ『電送人間』~見ごたえのあるサスペンス仕立てのSF

『美女と液体人間』『ガス人間第一号』に続いて、同じ変身人間シリーズの『電送人間』を鑑賞しました。3部作の2作目にあたるそうで、僕はてっきり『ガス人間第一号』の方が2作目かと思っていましたが、こちらの方が2作目なんですね。公開年は1960年で...
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