人間生活を脅かす自然現象と言えば、地震や台風などが身近なものと感じている人がい多いでしょう。では隕石落下はどうでしょう?
夜空を見上げると、流れ星を見つけることがありますが、これも隕石が地球に衝突した自然現象です。ほとんどが落下する途中で燃え尽きて地上に被害を与えることはほとんどないです。しかし、過去を振り返ると、巨大な隕石が地上に落下した事実が残っています。かつて地上を支配していた恐竜は巨大隕石が落下したことで絶滅したとされています。ですから隕石落下も起こりうる自然現象です。
今回は隕石地球衝突をテーマにした4作品を紹介させていただきます。
『メテオ』1979年
映画「メテオ」は、1979年に公開されたアメリカのSF・パニック映画です。地球に向かって飛来する巨大な隕石を米ソの核ミサイルで破壊しようとするというストーリーです。ショーン・コネリーやナタリー・ウッドらが出演しています。
『メテオ』あらすじ
宇宙空間で起きた彗星と小惑星の衝突により、直径8キロメートルの巨大な隕石が地球に向かって飛来することが判明。その衝撃は核戦争以上の破壊力を持ち、人類滅亡の危機に直面してしまいます。
アメリカ政府は、かつて開発したが秘密裏に封印された核ミサイル防衛システム「ハーキュリーズ」を再稼働させることを決断します。しかし、ハーキュリーズだけでは隕石を破壊することは不可能であり、唯一の方法はソ連と協力して彼らが持つ同様のシステム「ピョートル大帝」を使うことでした。
冷戦下にある米ソは、人類存亡のために手を組むことができるのか?そして、隕石から地球を救うことができるのか?
『メテオ』見どころ
本作の見どころをまとめると、
- 地球に衝突する巨大な隕石の迫力ある映像と音響効果
- 冷戦下の米ソが協力して人類を救おうとするドラマチックな展開
- ショーン・コネリーやナタリー・ウッドなどの豪華なキャスト陣
- 1979年当時の最先端の特殊効果技術を駆使した映画作り
などが挙げられます。
『ディーブ・インパクト』1998年
『ディープ・インパクト』は、1998年に公開されたアメリカの映画です。巨大な彗星が地球に衝突するという危機に直面した人々の運命を描いています。
主演はロバート・デュヴァル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッドなどです。
監督はミミ・レダーで、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグが務めました。
『ディーブ・インパクト』あらすじ
本作は地球に衝突する巨大な彗星を発見した少年リオと、その情報をスクープした女性記者ジェニー、そして人類の危機に立ち向かう宇宙飛行士や政治家たちの物語です。
彗星の衝突を防ぐために、アメリカとロシアが共同で宇宙船「メサイア」を打ち上げ、核爆弾を彗星に打ち込みます。しかし、彗星は分裂してしまい、一つは核爆弾で破壊されましたが、もう一つは地球に向かってきます。
地球に残された時間はわずかです。政府は選ばれた人々だけを地下シェルターに避難させる計画を発表しますが、それ以外の人々はパニックに陥ります。
リオは恋人サラと一緒にシェルターに入る権利を得ますが、彼女の両親と別れることができません。ジェニーもシェルターに入れますが、重病の父親と祖父母と暮らすことを選びます。
一方、「メサイア」の生き残りの宇宙飛行士たちは、自分たちの命と引き換えに彗星に再び核爆弾を仕掛ける作戦を決行します。
果たして彼らは地球を救うことができるのでしょうか?感動的なラストまで見逃せません。
『ディーブ・インパクト』見どころ
『ディーブ・インパクト』見どころをまとめると、
- ストーリーの主役は人間です。それぞれの登場人物が、自分の家族や恋人、仕事や夢と向き合い、最後に何を選ぶかを描いています。
- 彗星が衝突したら、地球はどうなるかという科学的なシミュレーションも見応えがあります。巨大な津波や地震、火山噴火などの自然災害がリアルに再現されています。
- 人生最後の日、何を想い誰と過ごすかというテーマも感動的です。特にジェニーと父親の別れや、「メサイア」の宇宙飛行士たちの犠牲は涙なしには見られません。
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『アルマゲドン』1998年
映画「アルマゲドン」は、地球に衝突する巨大隕石を阻止するために宇宙へと向かう石油採掘のエキスパートたちの壮絶な戦いを描いたSFアクション映画です。
ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラーらが出演し、マイケル・ベイが監督しました。1998年に公開され、世界中で大ヒットしました。
『アルマゲドン』あらすじ
地球に巨大隕石が接近していることをNASAが発見し、その衝突で地球が滅亡する危機に直面します。
NASAは、隕石を爆破して2つに分けて地球をかわす作戦を立てますが、そのためには、隕石の中心部に核弾頭を埋め込む必要があります。
その作業を行えるのは、世界最高の石油採掘エキスパートであるハリー・スタンパー(ブルース・ウィリス)と彼が率いるチームしかいませんでした。
ハリーとチームはNASAから訓練を受けて宇宙へと旅立ちます。メンバーの中にはハリーの娘グレース(リヴ・タイラー)の恋人のA.J.(ベン・アフレック)もいました。
宇宙では、隕石への着陸や通信障害など様々な困難に直面。さらに、核弾頭の起動装置が故障し、手動で起動しなければならなくなります。
ハリーは自ら核弾頭を起動することを決意し、A.J.にグレースと結婚するよう伝えます。そして、最後の別れをビデオ通話で告げた後、核弾頭を起動します。
隕石は無事2つに分裂し、地球は救われます。ハリーは英雄として讃えられ、A.J.とグレースは結婚式を挙げます。
『アルマゲドン』見どころ
『アルマゲドン』見どころをまとめると、
- 本作は、地球滅亡という壮大なテーマを扱っていますが、それと同時に、登場人物たちの人間ドラマや恋愛も描いています。そのバランスが絶妙で、感動と興奮を味わえます。
- 本作は、宇宙や隕石といった難しい題材を分かりやすく表現しています。特殊効果や音響も素晴らしく、迫力ある映像を楽しめます。
- 本作は、ブルース・ウィリスやベン・アフレックといった豪華なキャストが出演しています。彼らの演技や魅力も見どころの一つです。
こんなところでしょうか。
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『グリーンランド -地球最後の2日間-』2020年
映画「グリーン・ランド 地球最後の2日間」は、2020年に公開されたアメリカのスリラー映画です。
突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を、普通の家族が生き延びるために奮闘する姿を描いています。
主演はジェラルド・バトラーとモリーナ・バッカリンです。
『グリーンランド -地球最後の2日間-』あらすじ
アメリカの建築士ジョン・ギャリティは、妻アリソンと息子ネイサンと共に平凡な日常を送っていました。
ある日、彗星「クラーク」が地球に接近するというニュースが流れますが、ジョンはそれほど気にしていませんでした。しかし、彗星の破片が地球に落下し始めると、事態は一変します。
ジョンは突然、政府から避難所への招待状を受け取ります。彼らは選ばれた人々の中に入っていたのです。
ジョンは家族を連れて空港へ向かいますが、そこで様々な困難に直面します。
ネイサンが持っていたインスリンペンを忘れてしまったことや、アリソンが別の乗客に招待状を奪われてしまったことなどで、家族はバラバラになってしまうのです。さらに、彗星の衝突まで残り48時間という時間制限も迫ってきました。
果たしてジョンとアリソンはネイサンと再会できるのでしょうか?そして彼らはグリーンランドにある避難所へ辿り着くことができるのでしょうか?さらに、人類滅亡の危機を乗り越えることができるのでしょうか?
『グリーンランド -地球最後の2日間-』見どころ
本作の見どころは、彗星による世界崩壊の描写や、家族の絆や愛情を描くドラマティックなストーリーです。
また、ジェラルド・バトラーとモリーナ・バッカリンという実力派の俳優が主演を務めており、彼らの演技も見逃せません。
さらに、監督は『エンド・オブ・ホワイトハウス』や『エンド・オブ・ステイツ』などのアクション映画を手掛けたリック・ローマン・ウォーであり、彼の手腕も注目されています。
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